
義務教育の中で誰もが触れたことはあるであろう名作、正直あまり覚えていないという方は少なくありません。
読んだけど面白さがわからない、という方も多いと思います。
同じことを考えていた著者である山田全自動さんは、文学をもっと知ったほうが良いと思い、ストーリーを簡潔に漫画としてまとめました。
山田全自動さんはイラストレーターの方で、可愛らしいイラストも相まって、話の内容が重たくてもあっさりと読み切ることが出来ます。
名作の数々を簡単に理解することが出来る万能漫画をみていきましょう!
『山田全自動の日本文学でござる』の概要
| タイトル | 山田全自動の日本文学でござる |
| 著者 | 山田全自動 |
| 出版社 | 辰巳出版 |
| 出版日 | 2022年2月25日 |
| ジャンル | 漫画 |
『山田全自動の日本文学でござる』は、イラストレーターである山田全自動さんが日本文学をわかりやすく漫画にしたものです。
山田全自動さんは江戸時代の町人をモチーフにしており、InstagramなどのSNSでとても人気のあるインフルエンサーでもあります。
山田全自動さんはかつて日本文学が理解できなかった挫折経験をしており、日本文学がわからない人間視点で話を描いてくれているので、子供から大人までおすすめな一冊です。
『山田全自動の日本文学でござる』のあらすじ

紹介作品
『山田全自動の日本文学でござる』では、数多くの作品を紹介しています!
- 東海道中膝栗毛(十返舎一九著)
- 檸檬(梶井基次郎著)
- 風立ちぬ(堀辰雄著)
- 注文の多い料理店(宮沢賢治著)
- こころ(夏目漱石著)
- 人間椅子(江戸川乱歩著)
- 高野聖(泉鏡花著)
- 山月記(中島敦著)
- たけくらべ(樋口一葉著)
- 夏の葬列(山川方夫著)
- 刺青(谷崎潤一郎著)
- 夜明け前(島崎藤村著)
- 蟹工船(小林多喜二著)
- 白痴(坂口安吾著)
- 斜陽(太宰治著)
- 人間失格(太宰治著)
- 羅生門(芥川龍之介著)
- 地獄変(芥川龍之介著)
- 曽根崎心中(近松門左衛門著)
- 高瀬舟(森鴎外著)
以上が『山田全自動の日本文学でござる』で紹介している名作です!
聞いたことがある作品もあれば、著者すら知らなかった作品もあるかもしれません。
追加プチ情報
『山田全自動の日本文学でござる』では、漫画で話の内容を紹介した後、追加情報が記載されています。
例えば、あの作品の二人は実は恋仲だった?といったり、著者についての生まれ、作品が生まれたきっかえなどがそれぞれ紹介されています。
そのため、作品を知るだけでなく、その作品を描いた著者についても興味が湧くような構成になっています。
文学あるある
『山田全自動の日本文学でござる』は、前述した追加プチ情報に加え、この本の著者である山田全自動さんが感じた「文学あるある」を16個も紹介しています。
クスっと笑えるものやとても共感できる内容ばかりで、名作を読んだ後の気分転換にもなり、調子を整えることが出来ます。
普段から山田全自動さんのSNSを見ている方にとっては、見慣れた景色で実家のような安心感を感じるようなページになっています。
『山田全自動の日本文学でござる』の口コミ・評価

良い口コミ・評価
なかなか敷居の高い文学作品を分かりやすく紹介されてた。作品名は知ってても読んだことのないものばかり。注文の多い料理店や人間椅子は読んでたけど。檸檬とか高野聖とかそんな話だったのかと。僕は物語に浸りたいから読書やマンガが好きなので、昔の文学作品もあまり気負わずに楽しんで読んでみたいと思った。
読書メーターより引用
タイトルは知ってるんだけど、、な敷居の高かった文学作品をマンガでわかりやすくコンパクトにまとめてくれてて読みやすい。高野聖、刺青、高瀬舟は「まなの本棚」でも紹介されていて読みたいけど難しそう…と思ってたのでこれで読めてよかったw作者の紹介や作品の制作秘話やこぼれ話、文学あるあるも楽しい
読書メーターより引用
日本文学史に残る名作を漫画にしたものはいくつか読んだことがあるが、要点をとらえ小説ならではの雰囲気を省き簡潔にしたことで、各小説を読んだことがあってもなくても楽しめた。ときおり交えるこぼれ話のコラムに文豪の人生や小説の裏話が載っていて、特に裏話は私が知らなかったものもあり興味深い。読書家にも勧めたくなる一冊。
読書メーターより引用
『山田全自動の日本文学でござる』の良い口コミを見ていくと、昔読んだけどあまり理解していなかった話をあっさりと読むことが出来た、という声が見られました。
『山田全自動の日本文学でござる』は、それぞれの名作を10ページほどで漫画にまとめているので、大事な部分だけを簡単に読むことが出来るので、子供にもおすすめの一冊です。
悪い口コミ・評価
太宰や芥川、梶井基次郎など山田全自動さんはお好みなのかな〜。三島由紀夫が入っていなかったのが少し寂しかった。
読書メーターより引用
『山田全自動の日本文学でござる』の悪い口コミを見ていくと、期待していた名作が入っていないショックを受けた声が見られました。
しかし、本の構成や内容についての悪い口コミは見られず、高い評価を得ていました。
『山田全自動の日本文学でござる』を読んだ感想

『山田全自動の日本文学でござる』を読んで、今までこんな名作を知らなかったことを後悔しました。
それはもちろん、『山田全自動の日本文学でござる』で読みやすくまとめられているからであって、こちらの本を読まなければ原作を知ろうともしなかったでしょう。
また、今まで読んだことはあっても、あくまで学校で受動的に学んだだけだったので内容は理解していませんでした。
しかし、こちらの本を読むことで今まで意識していなかった視点で見ることが出来るので、また別の楽しみ方をすることが出来ました。
『山田全自動の日本文学でござる』はどんな人におすすめ?

『山田全自動の日本文学でござる』はこんなひとにおすすめです。
- 名作を読みたい
- 日本文学を理解したい
- 日本文学で挫折経験がある
- 名作に対して、あまり面白いイメージがない
- 漫画で分かりやすく読みたい
山田全自動さんがかつて日本文学で挫折経験があるので、誰にでもわかりやすい漫画として確立をしており、日本文学に抵抗がある方にとてもおすすめの一冊です。
おわりに

『山田全自動の日本文学でござる』は、日本の名作を漫画で分かりやすく紹介している一冊です。
ずっと漫画ではなく、途中途中にある制作秘話や文学あるあるがあり、気分転換しながら進めることが出来るので、気が付いたら読み終えているほど時間が過ぎていくと思います。
この本をきっかけに、日本文学に対してまた、歴史に関しても興味を持ってもらえたら幸いです!


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